新年の挨拶

令和8年1月8日
 
                       新年明けましておめでとうございます。

昨年は日本・ニカラグア外交関係90周年の節目の年でした。
多くの方々や団体の皆様のお力をお借りし、たくさんの文化・スポーツイベントを開催し、また経済協力プロジェクトを実施することが出来ました。
充実した一年となりましたことを嬉しく思います。

二国間関係を推進する裾野も広がりました。
例えば、地方自治体による交流では、滋賀県の環境教育「UMINOKO」に触発されたマナグア市の船上活動に対して、滋賀県が本格的な支援に乗り出しました。
東京オリンピックのホストタウンだった群馬県の甘楽町も90周年を祝賀すべく使節団を派遣しました。

ニカラグアの日本関連団体も活発でした。
野球、空手、柔道及び合気道といった連盟・愛好団体がそれぞれの武道を披露したほか、ニカラグア政府がイニシアティブをとってくれた「日本音楽の夕べ」コンサートでは、日本アニメ愛好家グループが積極的に協力してくれました。

日本の民間団体も活躍しました。寶船による阿波踊り公演は大きな注目を集めました。
こうしたイベントには日本語を学んでいるニカラグアの学生や元留学生が頻繁に参加し、日本との絆を深めました。

さらに、日本政府やJICAによる経済協力のプロジェクトを通じて、我が国がニカラグアの国造り、人造りに重要な貢献を行ってきたことを振り返るとともに、100周年に向けた展望をニカラグアの皆様と共有する機会を得ることも出来ました。

日本企業の工場を訪問したり、関係者の皆様と懇談する機会も多くいただきました。
今年も、日本に関心を持つニカラグアの方々も含めた「オールジャパン」で、この「湖と火山の国」との関係を盛り上げるべく努力して参ります。

令和8年は「午(うま)」年で、行動力やスピード、前進を象徴する年だそうです。
馬は動きながら運を呼び込む動物とされ、行動することが重要とされています。
マナグアの街では、今も馬車を見かけます。首都で活躍する馬たちに負けないよう、私も懸命に走りたいと思います。

引き続き、皆様のご支援とご協力をお願い申し上げます。
   
令和8年1月
在ニカラグア特命全権大使
荻野正裕