無償資金協力「マナグア市における上水道改善計画」に関する書簡(E/N)の交換
令和4年3月24日

3月24日、マナグアにおいて、中村大使とエルビン・エンリケ・バレーダ・ロドリゲス・ニカラグア上下水道公社総裁(Mr. Ervin Enrique Barreda Rodriguez, Executive President, Nicaraguan Company of Aqueducts and Sanitary)との間で、14億1,500万円を供与限度額とする無償資金協力「マナグア市における上水道改善計画」に関する書簡の交換が行われました。
1 ニカラグアの首都マナグア市では、人口増加に伴い、水需要が急増していますが、24時間給水を受けている地区は全体の約50%に過ぎず、利用者の約14%は1日の給水時間が8時間以下であり、安定的な水の供給が課題となっています。マナグア市の上水道設備の問題点として、水源及び配水池容量の不足と、施設老朽化や水圧管理能力不足による漏水が挙げられます。
2 この協力は、マナグア市において、上水道設備の漏水対策及び送配水効率の向上に必要な資機材等を整備するものです。この協力により、同市における水の供給の安定化を図り、もって同市の公衆衛生の向上と生活環境改善に寄与することが期待されます。



