令和元年度草の根無償「ニカラグア赤十字社リオ・ブランコ支部救急車整備計画」救急車引渡し

令和2年7月2日
 7月2日,鈴木大使はジャバニ・モントーヤ ニカラグア赤十字社リオ・ブランコ支部長に本件救急車の引渡しを行いました。

 本支援により,リオ・ブランコ支部(※1)が,安全な患者搬送,搬送中の応急処置など適切な救急救命活動を実施できるようになり,人命救助の質の向上が期待されます。また,搬送時の新型コロナウイルス感染対策として,手作業ではありますが,運転席と後部に仕切りを設けるなど工夫がなされています。
 
(※1)
マタガルパ県2市(リオ・ブランコ市,マティグアス市),北カリブ沿岸自治区1市(ムルクク市),南カリブ沿岸自治区1市(パイワス市)の合計4市,約15万人を管轄。
2017年1月に,唯一所有していた救急車が廃車となり,以降,徒歩,タクシー,バイク等で救急セットを携帯し出動要請に対応しているため,適切な患者の救急搬送,応急処置が執れず人命救助活動に甚大な支障を来していた。

 

鍵の引渡し

乗り初め(鈴木大使とモントーヤ支部長)

救急車

車内の様子

工夫が施された運転席