群馬県甘楽町による日本ニカラグア外交90周年事業使節団のニカラグア訪問

令和7年12月10日

 2025年11月6日から11日にかけて、群馬県甘楽町から、森平仁志甘楽町長、空手チャンピオンの林姉妹(林心優さん、林愛莉さん)など7名がニカラグアを訪問しました。 

今年は日・中米交流年であり、外交関係を樹立してから90周年を迎えました。この交流年を祝賀すべく使節団が派遣されたものです。同町は2020年東京オリンピック・パラリンピックのニカラグア・ホストタウンを務めた他、長年ニカラグアとの交流を続けています。甘楽町が、ニカラグアに代表団を派遣するのは、2020年2月に続き2回目です。 

使節団は、ニカラグア滞在中、荻野大使を表敬訪問した他、スポーツ庁(空手連盟、柔道連盟、野球連盟)、青年省、エル・ロサリオ市役所、エル・ロサリオ消防署などを訪問しました。各訪問先で、一行は盛大な歓迎を受け、特に、青年省では甘楽町にお住まいのみなさんから寄付をいただいた靴の寄贈式が行われました。また、エル・ロサリオ消防署では、昨2024年に甘楽町が同消防署へ寄贈した中古消防車を視察しました。 

さらに、空手チャンピオンの林姉妹は9日に開催された「空手日本杯(Copa Japón」に来賓参加し、300名を超える出場者の前で、世界レベルの空手及び組み手を披露してくれました。また前日8日には、空手を習うニカラグアの女子選手と共に練習をし、親交を深めました。 

訪問終盤となる10日には関係者を招待した荻野大使主催レセプションが開催されました。ニカラグア側から、アラウス教育大臣、エルナンデス青年大臣、セケイラ・スポーツ庁共同長官ルエダ・マナグア市長、ゲバラ・エル・ロサリオ市長等が出席しました。また、この場で、森平町長から甘楽町のプレゼンテーションが行われた他、甘楽町の日本酒が振る舞われ、大好評を博しました 

森平町長率いる、今次甘楽町使節による外交関係樹立90周年という時宜を捉えたニカラグア訪問は、日・ニカラグア両国の友好と協力の歴史に新たなページを刻みました。 

   
                      荻野大使表敬                                                                                                         スポーツ庁表敬

     
           青年省にて靴の寄贈                    空手日本杯にて林姉妹による形と組み手の披露

     

            空手日本杯表彰式                     エル・ロサリオ市の中学生と林姉妹の交流 

     
 エル・ロサリオ消防署員と
甘楽町によって寄贈された中古消防車                   甘楽町のプレゼンをする森平町長
 




 
   
エル・ロサリオ消防署員と
甘楽町によって寄贈された中古消防車

 
甘楽町のプレゼンをする森平町長